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コラム 記者ワープロ

棚田景観 後世へ 舞川 住民有志、力合わせ手植え

(5/15)

伝統的な田園風景を残す金山棚田で、手植えに精を出す参加者

 大小約100枚の水田が密集し独特の景観を残す一関市舞川字唐ノ子の金山棚田で14日、田植えが行われた。参加者は昔ながらの手植えでの作付けを通して、伝統的な田園風景を後世に伝える意欲を高めていた。

 金山棚田は丘陵に開かれた延べ面積約42アールの小さな棚田で、江戸時代後期に開拓されたとされる。現在は近くに住む金山孝喜さん(79)が所有し、地元有志でつくる「金山棚田を守る会」(小岩章一会長)と協力して保全に努めている。

 同日は時折雨が降るあいにくの天候の中、会員ら約20人が参加。「ささら」と呼ばれる木製の道具を使い金山さんがあらかじめ付けた目印に沿って、「ひとめぼれ」の苗を数本ずつ等間隔になるよう丁寧に植えた。

 2回目の参加という那須茂一郎さん(67)=同市大東町=は「手植えは他の人と交流しながら行うことができ、機械での田植えとは異なる楽しさがある」と話していた。

 金山さんは「慣れない作業で苦労していたようだったが、全体的にとてもきれいに苗が植えられた。今後、棚田の風景を後世に残していくためにも、守る会と協力して管理方法などを考えていきたい」と語っていた。