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コラム 記者ワープロ

子育て支援大きな輪に 一関ファミサポ

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子育てを手伝ってほしい人と手伝いたい人を結ぶネットワーク「一関市ファミリーサポートセンター」の会員募集チラシ。あずかり会員(協力会員)を特に募っている

活動発信、協力会員募る
来月1日 研修会

 一関市ファミリーサポートセンター(一関ファミサポ)は、6月1日に会員や子育て支援に関心を持つ人を対象にした研修会を同市城内の市総合福祉センターで開く。設立13年目を迎え、地域で育児を手伝っている協力会員が高齢化などで不足している状況も踏まえ、活動を紹介してネットワークを広げたい考えだ。

 ファミサポは、厚生労働省の支援事業として行われている会員制の子育て支援ネットワークで、育児の手助けが必要な「おねがい会員(依頼会員)」、育児を手伝いたい「あずかり会員(協力会員)」、両方を兼ねる「どっちも会員(双方会員)」を結び付けている。

 一関では2004年から市社会福祉協議会が担い、17年で13年目となった。利用料金は1時間当たり、平日午前7時~午後6時が500円で、平日午後6~9時、土日・祝日(終日)、軽度の病気の子供を預かる場合はいずれも600円。

 一関ファミサポの会員は、3月末現在で依頼420人(前年度比29人増)、協力116人(同4人増)、双方19人(増減なし)の計555人。依頼会員、協力会員とも前年度に比べ増加しているものの、預かり手が預ける側より少なく、増加幅も小さい傾向にある。

 16年度の利用件数は2075件で、1日当たり5件ほど。対象は小学生が多く、内容は「習い事の送迎」「放課後の預かり」「学童クラブ終了後の預かり」が目立つといい、付きっきりではなく、移動や短時間の預かりに手を借りたい保護者が多いことがうかがえる。

 近年は、一関ファミサポ設立時に入会した協力会員の高齢化が進んで平均年齢75歳ほどになり、子供を預かるには体力が続かない、家族に介護が必要になったなどとして退会する人も出てきた。このため、一関ファミサポでは協力会員の確保に向け、市民センターや保育園、幼稚園、学童クラブ、民生委員の定例会などで周知を図っている。

 協力会員は年齢や性別を問わない。自宅で子供を預かれない人でも、送迎のみ、市総合福祉センター遊戯室を利用しての預かり、依頼会員の自宅の留守番などさまざまな形で活動できるという。

 一関ファミサポのアドバイザー佐藤恵さんと佐藤惠利子さんは「最近は働いている人も多いので、子供を預かってくれる人の存在は貴重。しっかりバックアップするので、協力会員は無理せずできるときにできることをしてほしい」などと無理のない範囲の活動を歓迎する。

 申し込み、問い合わせは市社協内のファミサポ=0191(23)6020=へ。受け付けは土日・祝日を除く午前9時から午後5時まで。