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コラム 記者ワープロ

一関の魅力7カ国語で 多言語対応型音声ガイドペン

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インバウンド向けに一関市が19日に貸し出しを始める多言語対応型観光ガイドブックと音声ガイドペン

あすから貸し出し
外国人観光客の利便性配慮

 一関市が2017年度の導入に向けて準備を進めていた「多言語対応型音声ガイドペン」は、19日に貸し出しを始める。インバウンド(訪日外国人旅行者)向けの新たな取り組みで、専用の観光ガイドブックに掲載の写真を読み取ると、音声ガイドが流れる。日本語や英語、中国語、韓国語など7カ国語で同市の魅力を紹介する。市商業観光課は、一関観光協会に貸し出し業務を委託することにしており、「外国人旅行者の満足度を高め、リピーターの増加につなげたい」としている。

 多言語に対応する音声ガイドペンと観光ガイドブックの整備は、世界遺産平泉を中心に近年増加傾向にある外国人観光客に対し、同市の魅力を発信するのが目的。平泉町の導入事例を参考に市が16年度予算で準備を進めてきた。国の東北観光復興対策交付金を活用しており、事業費は626万4000円。

 音声ガイドペンは、英語と中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語の7カ国語に対応しており、観光客への貸し出し用として100本を用意した。

 ペンとセットで観光客に配布する観光ガイドブックは、カラー、A5判、16ページで、5000部を作製。JR一ノ関駅前周辺の施設や餅料理が食べられる店、同市厳美町の名勝天然記念物・厳美渓と周辺施設、同市東山町の名勝・猊鼻(げいび)渓と舟下りで見ることができる砂鉄川の景観などを中心に約70枚の写真で観光スポットや年間のイベントを紹介している。

 音声ガイドペンは同協会に無償で貸与する形で、貸し出し業務全般を同協会が担当する。貸出料金はガイドブック製作の実費相当分として1日500円。貸し出しと返却の窓口は一ノ関駅西口前の同協会観光案内所と、厳美渓レストハウス、げいび観光センターの3カ所に設けるが、返却については観光客の利便性に配慮し、観光施策で連携する平泉町と宮城県の栗原、登米両市の窓口でも対応する。

 このほか、同協会観光案内所では平泉、栗原、登米各市町がそれぞれ整備した音声ガイドペンと観光ガイドブックも利用できる体制を整えた。