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コラム 記者ワープロ

地方紙の役割とは 筑波大付駒場中3年生

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東日本大震災発生直後の紙面を見ながら、地方紙の役割に理解を深める筑波大付属駒場中の生徒

本社訪れ現状学ぶ

 東京都世田谷区の筑波大付属駒場中学校の3年生は17日、一関市東台の岩手日日新聞社東台センターを訪れ、取材から配達に至るまでの一連の流れを学んだ。東日本大震災時の発行状況などを聞き、地方紙が果たす役割に理解を深めた。

 同校の総合的な学習の「東北地域研究」の一環で、いずれも3年の錦織広尚君、米田優峻君、佐野小次郎君、小松侑生君、中村宇堂君が来社した。

 同社の佐々木正善編集局次長は、新聞社の仕事や新聞発行までの流れを紹介。震災発生時を振り返り「被災者が一番不安なのは情報がないこと。停電も発生し、新聞とラジオが唯一の情報源だった。地域の人が生活する上で欠かせない情報を届けることが地方紙の役割だ」と説明した。新聞の今後については「読者ニーズが変わり、インターネット上の情報だけでは面白くないという人が増えている。講読してもらえるよう、紙面の質を保ち続けないといけない」と語った。

 生徒は、読者を確保すための紙面の工夫や人口減少への対策などについて積極的に質問。営業部門や印刷工場の輪転機なども見学した。

 錦織君は「紙にしかできない役割もあると知った。地域に密着した新聞があれば、自分が住む地域についても知ることができると思う」と話していた。