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コラム 記者ワープロ

花房、滝のごとく 藤沢・藤勢寺 白フジが見頃

(5/19)

カヤの古木と共生し、枝いっぱいに花房が垂れる白フジ。初夏の境内をすがすがしく彩る=一関市藤沢町藤沢の藤勢寺

 一関市藤沢町藤沢字道場の藤勢寺(渋谷英之住職)では、境内にある名物の白フジが次々に花を咲かせ見頃を迎えた。古木に絡み、枝いっぱいに垂れる花房が青空と新緑に映え、花を楽しみに訪れる人たちを喜ばせている。

 白フジは、高さ約15メートルのカヤの古木に絡むように枝を伸ばし、互いに助け合い、譲り合うように立っている。傾いたカヤはフジが無いと倒れ、フジもカヤがあるから上へ伸びることができる。

 カヤの幹のてっぺんまで白フジの葉が茂り、無数の花房は滝を思わせるようで、新緑と青空をすがすがしく彩っている。

 渋谷住職(74)は「雨不足で開花が遅れていたが、先週末から雨が続いたため、一気に花が咲きだした。花房は小さめだが、今週末が一番の見頃では」と語る。

 鎌倉時代に同寺を開いた時宗総本山の第4代呑海上人がこの地を訪れた際、地面に突き立てたつえが根付き、白いフジの花を咲かせたとの伝説もあり、寺と白フジとの縁は深く、カヤと一体の白フジは寺の名物になっている。