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コラム 記者ワープロ

粋な食文化 動画で 農水省が5種製作「景勝地」広く発信

(5/20)

農林水産省が製作した「食と農の景勝地」PR動画。一関市・平泉町は「400年のもち文化」をテーマに餅本膳の作法などを紹介している

 農林水産省は「食と農の景勝地」認定地の魅力を世界に発信しようと、5種類のPR動画を製作した。豊かな農村景観や地域ならではの伝統行事とともに、餅本膳など特徴的な食文化を英語のナレーション付きで紹介。動画サイト「ユーチューブ」などで公開し、訪日外国人旅行者(インバウンド)誘客につなげる。

 動画は北海道・十勝、一関市・平泉町、山形・鶴岡市、岐阜・馬瀬地域、徳島・にし阿波地域の5種類を製作。いずれも時間は3分程度で、認定地の歴史や食文化、首都圏からのアクセスなどを紹介する内容となっている。4月にユーチューブにアップロードされた。

 このうち一関市・平泉町の動画は「400年のもち文化」がテーマ。メインの餅本膳パートではあんこ、雑煮などがアップで次々と映し出される。厳かな雰囲気の中、一関もち食推進会議の佐藤晄僖会長が作法に沿って餅を味わうと、「礼儀作法にのっとった粋な食べ方。この地域には欠かすことのできない食文化で、感謝を込めた食べ方にも、日本の心が息づく」と英語での解説が入る。

 毛越寺の恒例行事「常行堂二十日夜祭」や、光り輝く中尊寺金色堂、中世からの農村風景が残る骨寺村荘園遺跡での「稲刈り体験交流会」、雪を踏みしめ収穫したコメを中尊寺の経蔵に運ぶ「中尊寺米納め」も併せて紹介。佐藤会長は「餅をはじめ、郷土の伝統食は自然信仰に基づいたものが多い。動画を通じて地域の食文化の面白さを海外の人に感じてもらえれば」と期待する。

 動画はインターネット交流サイト(SNS)の広告などにも活用。農水省食料産業局食文化・市場開拓課は「観光客はその地域でしかできない体験を求めている。食と農の景勝地の取り組みを世界に広め、さらなるインバウンド誘致につなげたい」としている。

 動画はユーチューブの農水省公式チャンネルから視聴できる。URLは次の通り。

https://www.youtube.com/watch?v=ZDVcBJKP9Vk