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コラム 記者ワープロ

本寺キツネくっきりと 栗駒山頂 農家、田植え終盤

(5/23)

栗駒山に浮かび上がった本寺キツネを背に、田植え作業に励む農家=22日

 一関市厳美町本寺地区から望む栗駒山山頂の斜面の残雪が、キツネの形に浮かび上がっている。残雪は「本寺キツネ」と呼ばれ、地元では古くから田植え時期の目安とされている。農家は本寺キツネに見守られながら、青々とした苗を植えている。

 地元の三浦誠さん(38)は22日、地区内にある約3ヘクタールの水田で家族総出で農作業に励んだ。昔ながらの農村景観が残る本寺地区には、多くの小区画水田がある。不整形であるため機械作業は難しいが、三浦さんは田植え機を巧みに操作し、無駄なく苗を移植していた。

 残雪は毎年5月上旬に出現し、6月上旬ごろまでキツネの形を維持する。本寺地区内の田植えはほぼ終盤を迎え、三浦さん方では23日まで作業を続けるという。

田植え時期を知らせる栗駒山頂のキツネの形をした残雪(赤枠で囲んだ部分)。地元では本寺キツネと呼ばれている

 三浦さんは「今年はキツネのしっぽまでくっきり見える。地区内の田植えは自分たちがいつも最後に行っている。暑くて大変だが、丁寧に植えたい」と話していた。