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コラム 記者ワープロ

食の歳時記 完熟イチゴのプリン

(5/24)

唐沢いちご農園の完熟イチゴを材料に作った「唐沢さんちのいちごプリン」

 甘くておいしいと定評のある一関市藤沢町藤沢字榴の唐沢いちご農園の完熟イチゴ。そんな自家製イチゴをふんだんに使用した「唐沢さんちのいちごプリン」は、生イチゴの出荷と同時期に販売する季節限定の商品。爽やかな甘さと酸味、香りが凝縮された一品だ。

 同農園では、EM(有用微生物群)を利用した土作りと完熟収穫にこだわったイチゴを生産。毎年1~5月に農園の直売所やスーパー、地方発送で生イチゴを販売して人気を集めている。

 いちごプリンが生まれたのは7年ほど前。サイズが小さいイチゴを利用してジャムの他にもう一品、加工品を作ろうと考案された。農業改良普及センターなどを通じて製造のノウハウを学び、直売所の隣に設けた加工場で園主の唐沢宏之さん(54)と加工責任者の妻仁美さん(49)が中心となって試作を繰り返した。

プリンの材料にもなっている自慢のイチゴを栽培する唐沢さん夫妻

 プリンには自慢のイチゴと牛乳、生クリームを使用。材料を混ぜて容器に流し入れ、ゼラチンで冷やし固めれば完成。スプーンですくうと底には真っ赤なイチゴピューレがあり、甘酸っぱさがアクセントになっている。

 販売時期は今月末ごろまでで、市内の道の駅かわさきなどに出荷している。出荷に回らないイチゴを活用したプリンは、生イチゴに引けを取らないスイーツとして好評。唐沢さんは「パティシエが作るような豪華なものは作れないが、素材本来の味を知る農家のこだわりが詰まったプリン」と胸を張る。