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コラム 記者ワープロ

年度内開通目指す 国道284号室根バイパス

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2017年度内の完成を目指し、一関市室根町内で進められている国道284号室根バイパス工事現場

残る14工区も着々

 一関市室根町で、国道284号「室根バイパス」の新設工事が進められている。現況の隘路(あいろ)区間を解消するための工事で、2016年度までに25工区のうち11工区が完了。残りは本線に架かる矢越跨線橋(こせんきょう)など含む14工区で、事業を実施する県南広域振興局一関土木センターでは17年度内の開通を目指している。

 国道284号は、宮城県気仙沼市と一関市を結ぶ主要幹線道路で、災害時に優先的に通行を確保する緊急輸送路、沿岸被災地の復興を支援する復興支援道路に指定される。バイパスの整備により、安全で円滑な交通の確保、幹線道路の機能向上につながることが期待されている。

 室根バイパスは気仙沼市側の同町折壁字梅木を起点に、市街地の南側を迂回(うかい)して同町矢越字大畑を結ぶ総延長約4・9キロの新ルート。幅員は全幅11・5メートル、車道は現道に比べて2・9メートル広い9メートル。JR大船渡線や大川をまたぐ橋梁(きょうりょう)4カ所を設ける。バイパスが整備されることで現道より約1キロ通行距離が短くなるほか、幅員狭小区間や踏切、JR大船渡線ガード下の桁下制限といった難所が解消され、時間で約8分の短縮が見込まれる。

 09年度に事業着手し、13年度に本線部の工事に入った。16年度までに折壁地区、三峯地区、宿前地区、屏風石地区の道路改良工事、梅木跨線橋の下部工工事が終了している。東日本大震災の発生により再測量などで遅れが生じ、工期を当初予定から1年延長した。総事業費は74億円を見込む。

 今年度は既に着工している矢越跨線橋の上下部工工事、梅木跨線橋と大川橋の上部工工事のほか、各地区の道路改良工事、改良舗装工事を進め、年度内の開通を目指す。同土木センター道路整備課は「安全第一に、スケジュール通り進めていきたい」と話している。