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コラム 記者ワープロ

クマ出没過去最多 前年度比倍増の399件

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市内・16年度 一関、大東両地域で7割
 一関市内で2016年度に寄せられたクマ出没情報は、15年度に比べて197件多い399件に上り、市が統計を開始した12年度以降で最多となった。5~7月の目撃が多く一関、大東両地域が全体の7割近くを占めた。17年度は昨年度に比べて目撃情報は少ないものの、4月には男性が住宅団地近くの山林でクマに遭遇し、脚をかまれて負傷。山菜シーズンを迎え、山に入る市民が増えることが予想されるだけに、市農地林務課は注意を呼び掛ける。

 月別で見ると、昨年度は6月が最も多い90件だった。次いで7月が73件、5月が61件、8月が42件、4月が37件、10、11月が各35件、9月が23件などとなった。

 地域別では、一関地域が最多の168件で、次いで大東地域が96件、千厩地域が39件、花泉地域が31件、東山地域が27件、室根地域が16件、川崎地域と藤沢地域が各11件だった。

 具体的な事例では、誘致企業などが立地する一関東工業団地内に出没したほか、民家周辺の通学路に現れ、果樹を食べた痕跡が確認された。運行中のスクールバスとぶつかる事故もあった。

 今年度は4月に山林で市民が脚をかまれる被害があったほか、5月には住宅団地内の公園付近に幼獣とみられるクマが出没したことを受けて住民らによる登下校中の見守り活動が行われた。

 同課によると、今年度の出没情報は、4月が20件と前年同期に比べて17件少ない状況で、5月も前年より少ないペースという。

 同課では今年度も、鳥獣被害対策実施隊員によるパトロール活動のほか、コミュニティFMを通じた目撃情報の広報、クマ目撃場所を示した地図の掲示(市役所1階ロビー)などで市民が被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。