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コラム 記者ワープロ

自然共生願い込め 森は海の恋人植樹祭・室根

(6/5)

「森は海の恋人植樹祭」で、自然との共生に願いを込め落葉広葉樹の苗木を植える参加者

全国から1500人が参加

 第29回「森は海の恋人植樹祭」は4日、一関市室根町の矢越山(519メートル)ひこばえの森で開かれた。全国から集まった1500人の参加者が自然との共生に願いを込めて落葉広葉樹の苗木を植え、森・川・海のつながりを確かめた。

 植樹祭は、宮城県気仙沼市の牡蠣(かき)の森を慕う会(畠山重篤代表)と一関市室根町第12区自治会(三浦幹夫会長)が主催。気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根に木を植え、カキが育つ豊かな海にしようと気仙沼市唐桑町の漁師たちが始めた取り組みで、環境保全を考えるイベントとして注目を集めている。今年は地元や近隣地域のほか、関東、関西方面などからも参加があった。

 開会行事はひこばえの森交流センターで行われ、三浦会長は「植樹祭は自然環境を守るとともに全国各地の皆さんと交流を図るのが目的。森、川、海のつながりを強めていけるようこの取り組みを後世につなげてほしい」、畠山代表は「宮城の海に室根で流れる川が注ぐように、自然はつながっている。心を込めて苗木を植えてほしい」とあいさつした。

 閉会後、参加者は同センターから約2キロ離れた植樹会場に移動。時折雨風が強まる中、大漁旗がたなびく山地約50アールにミズナラやブナ、ケヤキなど協賛企業、団体から提供された約1500本の苗木を植えた。気仙沼市と一関市室根町の2小学校も植樹作業に加わり、仲間と協力して苗木を植え、自然が広がる山中で歓声を響かせた。

 唐桑小の吉田優生君、小松大翔君(ともに5年)は「登ってくるのは大変だったけど上手に植えることができて良かった。地元の海がきれいになってほしい」、室根西小の鈴木玲愛さん、三浦明莉さん(同)は「植えた苗木が大きく育って気仙沼の海にたくさんの生き物がすむようになれば」と願いを込めた。

 同日は水車まつりも開催。同センターを会場にステージイベントや餅まき、食堂などが開設され大勢の人でにぎわった。