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コラム 記者ワープロ

郷土芸能継承に力 平泉・浅利さん 県芸文協表彰受ける

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岩渕教育長(右)に県芸術文化協会表彰受賞を報告した浅利さん

 平泉町芸術文化協会長の浅利和昭さん(78)=同町長島字三反田=は、2017年度県芸術文化協会表彰を受けた。長年にわたり郷土芸能団体の活動に精励、普及振興と後進の育成に尽力し、県の芸術文化の発展に貢献したことが評価された。受賞に「関係者の皆さんの協力があって何とかやってこられた」と感謝する。

 浅利さんは、同町長島に約250年にわたって伝わる念仏踊り「田頭讃念仏」の庭元。女児が花笠(がさ)をかぶり、歌と笛、かね、ささらの音に合わせて太鼓を鳴らしながら踊る送り盆の郷土芸能で、毛越寺の大施餓鬼会(せがきえ)で奉納するなど継承活動に努めている。

 町芸術文化協会では1990年から副会長、93年から会長を務め、町や県の芸術文化活動の推進に大きく貢献。いわい地方民俗芸能祭実行委員会の副委員長として一関地方の文化の発展や愛護思想の高揚にも尽くしてきた。

 5日には町役場に岩渕実教育長を表敬訪問し、受賞を報告。浅利さんは過去に町内で開催した両磐地方の美術展などこれまでの活動を振り返り、活動の担い手や後継者の減少といった課題の一方で、礼儀作法の習得など芸術文化が持つ力や果たす役割を強調し、今後も芸術文化発展のために精進することを誓った。

 表彰制度は、県や市町村の芸術文化協会の組織運営、各専門分野での活動で芸術文化の進展、後継者育成に貢献した団体や個人を表彰。表彰式は、5月19日に盛岡市内で開かれた県芸術文化協会定時総会の席で行われた。