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コラム 記者ワープロ

「南部牛方節」で栄冠 及川さん(舞川)全国へ

(6/13)

日本民謡協会民謡民舞東北地区大会の優勝トロフィーを手に喜びをかみしめる及川さん

民謡民舞東北大会翁松の部
5回目出場で初

 一関市舞川字堀切の及川政喜さん(79)は、2017年度日本民謡協会民謡民舞東北地区大会の民謡翁松の部で初優勝し、2018年10月に開かれる全国大会への出場を決めた。「何事も努力をすればいい結果を頂けるのだと実感した。優勝することができてうれしい」と喜びをかみしめる。

 東北地区大会は5月28日に山形県寒河江市で開かれ、同協会に所属する東北地方の民謡愛好家が7部門に分かれて自慢ののどを競い合った。

 74歳以上を対象とした民謡翁松の部には24人が出場。おはこの「南部牛方節」で勝負した及川さんは、はんてんと股引の衣装で牛方に成り切ってステージに立ち、牛方として実際に働いた10代に見た景色を思い浮かべながら歌い上げた。

 これまでも数々の大会に出場し、NHK東北民謡コンクール優秀賞や日本郷土民謡協会郷民章などの受賞歴を持つが、東北地区大会出場5回目にしてつかんだ栄冠には「もしかしたら優勝かと期待するくらい大きな拍手を頂いた。感情を込めて歌って良かった」と満面の笑みを浮かべる。

 40年前に人前で披露できる芸を身に付けようと民謡を始めたという及川さん。一関民謡保存会に入会し、歌い方の基礎を身に付けた。現在は毎日のように北上川沿いを約1時間散歩しながら唄の練習を重ねているほか、いわい民謡民舞同好会のボランティア活動で市内の福祉施設を年30回以上訪問して唄を披露している。

 東京都で開催される来年の全国大会に向けて及川さんは「今まで通りの練習を続け、全国大会では腹の底から声を出し楽しんで歌ってくる。健康のためにも民謡をいつまでも続けたい」と意気込んでいる。