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コラム 記者ワープロ

ことば学習充実へ 市内幼保教職員 教材の活用法学ぶ

(6/16)

2017年度「ことばの時間」を幼稚園やこども園、保育園で実践するに当たって演習に励む参加者

 2017年度「ことばの時間」を実施予定の幼稚園、こども園、保育園教職員を対象にした研修会は15日、一関市役所で開かれた。子供たちに豊かな表現力を身に付けてもらおうと市教委が16年度から独自に取り組んできた「ことばの時間」について教材と具体的な進め方を学び、演習を通じて指導の充実を図った。

 市教委は昨年度のモデル園での試行を踏まえ、今年度は市立幼稚園全10園、保育園4園、こども園3園の計17園と小学校の実践指定校に取り組みを拡大。同研修会は4月に続き今年度2回目で、3歳から5歳児の担任教諭ら約20人が参加した。

 研修会で市教委側は、今年度の「ことばの時間」は基本的に10分程度の活動とし、具体的には、良い姿勢を身に付けて静かな落ち着いた時間を持つ「瞑想(めいそう)」(2分)、声に出して読むことで言葉の響きを味わったり、リズムに親しんだりする「音読」(5分)、読み聞かせ、かるたなどでの「言葉遊び」(3分)を進めるとした。

 教材として、ことわざや俳句、短歌、詩をしたためたシート、言葉とイラストが記されたカードなどを各園に1セット配布。市教委の髙橋聡子、柳原和歌子両指導主事が教諭役、参加者を園児役として実践例を示した。

 このうち、音読については、ことわざ「花より団子」を読み、花と団子のカードをバッグやエプロンから出して言葉の意味を伝えるなどの活動を提案し、「わくわくできる言葉との出会いを演出してもらいたい」と助言。言葉や作品内容をイメージして体を動かしたり、七五調のリズムを体感しながら俳句を読むといった活動も紹介された。

 引き続き演習が行われ、参加者は活動計画を練り、現場を想定して個人や団体で披露し合った。

 昨年度のモデル園だった千厩保育園で4歳児を担当する千葉麻佑子保育士(24)は「言葉の意味を伝えながら体も動かすなど、遊びの要素が強まったように感じる。工夫次第で楽しめるものになると思う。保育園生活の流れの中で子供たちに慣れてもらえるようにしたい」とスムーズな導入に向け意欲を語っていた。