ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年6月
« 5月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
コラム 記者ワープロ

東北 魅力たくさん 復興庁交流拡大モデル事業

(6/16)

日本の伝統文化の紹介を通じ、交流を深めた一関一高附属中の生徒と海外の大学生

一高附中3年生 訪日学生に紹介

 一関市磐井町の県立一関一高附属中学校(土川敦校長、生徒240人)の3年生80人は15日、同校を訪れた海外の大学生と交流した。生徒は茶道や書道などの伝統文化を実演を交えて紹介し、学生と一緒に昼食を取りながら異文化交流を満喫した。

 東日本大震災の風評被害を取り除き、外国人を含めた交流人口の拡大につなげることが目的の復興庁による「新しい東北」交流拡大モデル事業の一環。米国、中国、台湾から学生の男女6人が参加した。

 生徒は「日本の文化を紹介しよう」をテーマに、5人ほどのグループになって、かるたや剣道、書道、茶道などを実演。スライドを使いながら東北各地の食文化や名物、祭りなどを英語で伝えた。

 このうち茶道では、生徒が茶をたてて和菓子を添え、学生一人ひとりに振る舞った。学生は笑顔で試食し、物珍しそうに写真を撮るなどした。生徒に「おいしい」と感謝し、「(作法を)どのくらい練習したの」などと尋ねて触れ合った。

 昼食時間には、学生と生徒が弁当を食べながら会話を楽しんだ。

 学生に茶をたてて提供した及川ももさん(14)は「喜んでもらえて良かった。学生と話もでき、普段英語を勉強している成果もあった。これからも外国の文化に目を向けたい」と笑顔。日本を訪れたのは3度目という米国のベティ・ヌエンさん(20)は「生徒の発表は素晴らしく、日本について詳しく知ることができた。秋には関西の大学に留学する予定なので、さらに日本語を勉強してコミュニケーションを取れるようになりたい」と意欲を高めた。

 今回の調整役となった、インバウンド(訪日外国人旅行者)らを対象にした事業などを手掛けるイーハトーブ東北(一関市)の松本数馬代表取締役は「これを機会に国際感覚を養い、将来は地元に貢献してほしい」と生徒に期待した。