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コラム 記者ワープロ

将来への継承誓う 平泉世界遺産の日シンポジウム

(6/18)

平泉世界遺産の日シンポジウムで「文学の効能」と題して基調講演する鈴木氏

登録から6年

 平泉世界遺産の日シンポジウム(県、世界遺産連携推進実行委員会主催)は17日、平泉町の中尊寺本堂で開かれた。約100人が参加して、盛岡市出身で元文藝春秋常務取締役の鈴木文彦氏による基調講演やパネルディスカッションが行われた。

 シンポジウムは、平泉の文化遺産が世界遺産に登録された6月29日の「平泉世界遺産の日」に合わせ、世界遺産平泉に込められた意味を考え、平泉の価値や理念について広く伝えようと企画。

 平和祈願法要に続き、達増拓也知事は「世界遺産登録は平泉へ行ってみようという人の背中を押し、平泉を知らなかった人を近づきやすくする。世界遺産登録を大事にしながら将来にしっかりつないでいこう」とあいさつ。青木幸保平泉町長は「登録から今年で6年。これまで支えてくれた人に感謝し、平泉の文化遺産を核としたまちづくりを進めていく」と語った。

 シンポジウムでは、鈴木氏が「文学の効能」と題して基調講演。井上ひさしさんと次女の綾さんの手紙のやりとりを紹介した「井上ひさしから、娘へ 57通の往復書簡」や、編集者として藤沢周平らさまざまな作家を担当した経験から「文学には人を助けたり、人に影響を与えたり、自身が救われたり、そういった力がある」と語った。

 引き続き、同寺仏教文化研究所長の佐々木邦世氏のコーディネートでパネルディスカッションが行われた。「こころに残る日々~東北の山河~」をテーマに、鈴木氏と一関市出身の作家で動物研究家の遠藤公男氏、多言語翻訳などを手掛けるザ・サードアイ・コーポレーション代表取締役の田中さか江氏、同町出身の英字誌編集・ニュース翻訳者の泉伸弘氏の4人が語り合った。