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生活上優れた環境 ILC候補地視察の女性3人

 (02/04)
北上山地を高評価

 次世代大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の広報活動を展開するLCコミュニケーターは3日、ILCの国内建設候補地に選ばれた北上山地(北上高地)や周辺の生活環境を調査するため、一関市内などを視察した。現地を訪れたLCコミュニケーターは、外国人研究者らが生活する上で優れた環境と評価。インターネットなどを通じて世界に広く発信していく考えを示した。

 視察に訪れたのは、バーバラ・ワームベインさん(40)=ドイツ電子シンクロトロン研究所=、ぺリン・ロワイヤ・ドゥジュさん(35)=フランス国立核物理素粒子物理研究所=、髙橋理佳さん(47)=高エネルギー加速器研究機構=の女性3人。欧州や日本でインターネットなどを使って、ILCなどの研究活動やプロジェクトの状況などを発信している。

 同日はILCの関連機材の受け入れ口として見込まれる宮城県気仙沼市の港や陸前高田市を回ったほか、一関市側の建設予定地や市内の商業施設を見学した。

 このうち、同市大東町大原字烏神地内では、県職員の説明を受けながら周辺を視察。ワームベインさんとドゥジュさんは「豊かな自然に囲まれ、景色も素晴らしい。生活するには申し分ない。母国の研究者たちにも伝えたい」と語った。

 3人は、同市山目のイオン一関店も訪れ、買い物事情を調査。食料品などの売り場を回りながら、「各コーナーと棚にある商品表示の両方に英語表記があるとさらに分かりやすい」とアドバイスした以外は、「母国の店と雰囲気は変わらない」と好印象を持った様子。

 視察後は、県や市のILC担当者などとの意見交換も行われた。ワームベインさんとドゥジュさんは「建設予定地は自然が豊かな素晴らしい場所。市街地は公共交通機関などもあり、大きな問題はない。子供を安心して預けられる場所の整備が今後の課題だ」と指摘した。

 今回の視察は4日まで行われ、同日は奥州市などを回る予定。
【写真】ILCの建設候補地を視察する(右から)ワームベインさんとドゥジュさん、髙橋さん=一関市大東町大原字烏神地内