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コラム 記者ワープロ

やりがい、苦労 紹介 “先輩”が体験発表

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花巻市で酒米を栽培する高橋さんらが新規就農希望者を前に体験発表などを行った「新農業人フェアinいわて」

花巻市で酒米を栽培する高橋さんらが新規就農希望者を前に体験発表などを行った「新農業人フェアinいわて」

農業担い手確保へフェア

 2016年度第1回「新農業人フェアinいわて」(県新規就農相談センター、県、県農協中央会主催)は3日、盛岡市内で開かれた。関係機関・団体が参加者に就農に関する情報を提供、個別相談にも応じ、担い手の確保・育成を図った。

 盛岡市、奥州市、北上市などから新規就農希望者や農業・農村、農業体験に関心のある男女らが参加。セミナーで県新規就農相談センターの担当者が本県の新規就農者の状況や農業を始めるまでの準備、主な支援策などについて説明し「途中で辞めるようなことがないようにするためにも分からないことがあれば納得いくまで聞いてほしい」と同フェアなどでの気軽な相談を呼び掛けた。

 続いて花巻市石鳥谷町で酒米を栽培する高橋亮介さん(盛岡市出身)が「日本酒造りの一環としての米作り」、盛岡市の農事組合法人となんに就業した井上健一さん(雫石町出身)が「新規就農を目指し農業生産法人に就職して2年目を迎えた自身の近況」と題してそれぞれ体験発表した。

 このうち、好きな日本酒に関わる仕事をしようと10年間の社会人生活を経て2013年に就農、現在2・8ヘクタールで亀の尾と吟ぎんがを栽培する高橋さんは育苗や除草、定植など営農の中で直面したさまざまな苦労を紹介。地域の人とのコミュニケーションの大切さなどにも触れながら、新規就農を志す人たちに「今までの仕事を辞めて農業に携わったり、それまでに蓄えた経験や知識を生かして収入を得ながら農業をしたり、家の周りで自分が食べる分だけの野菜を作ったりと、農業にもいろんなやり方がある。どんな形で農業をやりたいのかを考える機会にしてほしい」と呼び掛けた。

 個別相談は盛岡公共職業安定所や花巻市、北上市、農業生産法人などの担当者がブースを設置し、就農地域や農業技術・経営、農地の確保、資金調達、農業法人への就業・研修などについて情報提供し相談に対応した。