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コラム 記者ワープロ

宮沢賢治の足跡たどる

(9/13)
花巻、奥州両市内で賢治の足跡をたどった岩手大シニアカレッジの受講者=五輪峠

花巻、奥州両市内で賢治の足跡をたどった岩手大シニアカレッジの受講者=五輪峠

岩手大シニアカレッジ
花巻、奥州でフィールドワーク

 「宮沢賢治生誕120年」をテーマに岩手大シニアカレッジ2016は10、11の両日、花巻、奥州両市で賢治作品ゆかりの地を巡るフィールドワークを行い、受講者が賢治の足跡をたどった。

 10回目の開講で、関東や関西、九州を含む県外を中心に60~80代の28人が受講。7~13日の滞在型生涯学習プログラムで、同大講内での講義と県内での移動学習を進めている。

 10日は花巻市大迫町の早池峰と賢治の展示館や川原の坊など、11日は同市東和町と遠野市、奥州市江刺区境にある五輪峠、同区米里の人首町などを花巻市総合文化財センターの中村良幸所長らの案内でバスで巡った。

 五輪峠は、国の名勝「イーハトーブの風景地」の一つで五輪塔や賢治詩碑が立つ。詩「春と修羅」に登場する人首町では、賢治街道を歩く会事務局の佐伯研二さん(66)方で昼食に特産の卵めんやくるみ団子などを味わい、佐伯さんが館主の私設文学館「人首文庫」や壇ケ丘広場に今春建立された賢治詩碑、賢治が宿泊した菊慶旅館などを見て回った。

 40年ほど前に早池峰山と遠野市を訪れ、今回初めて受講した福岡県岡垣町の田﨑武俊さん(67)は「賢治さんは勉強すればするほど分からない不思議な人。風土との関わりを確かめにまた来たいと思っていたが、一人では決して訪れることのない場所を巡ることができた」と喜んでいた。