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コラム 記者ワープロ

県内被害額900億円に 台風10号

(9/14)

商工・観光関係で倍増

 台風10号被害について、県災害対策本部が13日午前6時現在でまとめた被害状況では、県内の被害総額が約900億円に上ることが明らかになった。農林水産関係や医療関係で増えたほか、商工関係・観光施設の被害額が前日からほぼ倍増となるなど徐々に実情が分かってきている。既に過去20年では東日本大震災に次ぐ規模となっているが、被害額はさらに増える見込みだ。

 県によると、被害総額は899億9604万円。土木施設などの被害は前日と同じ632億4501万円だったが、農林水産関係は約5億円増の125億4679万円。特に林業施設で林道の橋梁(きょうりょう)流失・路肩決壊の被害が前日から70カ所増えて405カ所となるなど前日比約3億円増の14億6859万円となったほか、水産関係も漁具、定置網などの破損や養殖棚の流出などが新たに判明して約1億5000万円増の17億1144万円となるなど被害が拡大している。

 医療施設、社会福祉施設などの被害は前日まではほとんど調査中とされていたが、全壊や半壊、床上浸水などが医療機関で5市町村で2億8277万円、老人福祉施設で7市町村で3億620万円となるなど、総額6億5170万円となった。

 商工関係・観光施設も調査が進み、商工業者は浸水による建物・機械設備の被害、商品水没などによる被害件数は前日から150件増えて934件となり、被害額も約58億円増の122億8865万円とほぼ倍増した。

 教育施設も約5000万円増の1億945万円、水道、衛生施設も約7億円増の10億9133万円と被害が増えている。

 県によると、被害の調査はまだ5割にも満たないとみられ、今後さらに被害額は増えることが予想される。