ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2016年12月
« 11月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
コラム 記者ワープロ

迅速な復旧・復興へ 推進本部が初会合 台風10号

(9/24)
新たに設置された推進室。推進本部の事務局として台風災害からの復旧・復興を目指していく

新たに設置された推進室。推進本部の事務局として台風災害からの復旧・復興を目指していく

県、事務局組織も始動

 台風10号被害に伴い新たに設置された「県台風災害復旧・復興推進本部」の第1回本部員会議は23日、県庁で開かれた。災害対策本部から移行した形で設置され、本部長を務める達増拓也知事は今後も連携を深めて復旧・復興対策を充実させていく方針を示した。事務局を担う台風災害復旧復興推進室も新たに設置され、早期の復旧・復興へ業務を開始した。

 県はこれまで、台風上陸前に設置した災害対策本部で各種の対応に当たってきたが、道路寸断などによって発生した孤立地域が道路の応急復旧や避難所の開設などによって解消するなど、初動の応急体制から復旧・復興に局面が移ってきていると判断。被害地域が広域で、土木施設だけでなく農林水産、商工観光など被害が多岐にわたっていることから、本庁各部局、広域振興局などが一体かつ横断的に業務を推進するため、新たな組織として復旧・復興推進本部を設置。事務局を担う庁内の専担組織として専任5人を含む台風災害復旧復興推進室も新設した。

 災害対策本部員会議に続いて開かれた推進本部の初会合で、達増知事は「台風10号では多くの尊い命が失われ、被害総額も既に1000億円を超えており、岩手県に50年に1度クラスの大きな人的、物的被害をもたらした。今回の本部の設置によって引き続き切れ目のない復旧・復興対策や復興推進策を講じていきたい」と強調。間近に迫った希望郷いわて国体・いわて大会にも触れ「全国の皆さんにこれまでの支援への感謝、台風10号からの復興に向けて力強く前進する姿を発信していく機会でもある。県、市町村、関係機関一体となって連携をより密にし、岩手が一丸となって迅速な復旧・復興に取り組んでいく」と決意を示した。

 推進室は県庁8階の市町村課に隣接して設置され、職員は早速慌ただしく業務に当たっていた。

 推進本部では復旧・復興状況の総合的な把握や連絡調整、インフラ復旧、産業の再生・振興に向けた事業の進捗(しんちょく)管理などを担っていく。災害対策本部は23日で廃止された。