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コラム 記者ワープロ

蒼き国原に熱き精鋭集う 46年ぶり祭典幕開け

(10/2)
47都道府県の旗が集結する中、本県選手団主将の選手宣誓で熱戦が開幕した

47都道府県の旗が集結する中、本県選手団主将の選手宣誓で熱戦が開幕した

 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」の総合開会式は1日、北上市相去町の北上総合運動公園陸上競技場で行われ、11日間の熱戦が幕を開けた。「東日本大震災復興の架け橋」を冠称に被災地で初めて開催。震災と台風10号被害で全国から寄せられた支援に感謝するとともに、復興に向けて力強く歩む姿を伝えようと国民スポーツの祭典が始まった。 本県での国体は1970年以来46年ぶり2度目、冬季大会を含めた「完全国体」の開催は初めて。

 総合開会式には4530人の各都道府県選手団を含む式典出席者、観客ら約2万7000人が集まった。復興支援への感謝と本県が復興へ歩む姿をテーマとした式典前演技後、天皇、皇后両陛下を迎え午後1時51分に開式通告。達増拓也知事が「全国の皆さまに復興・復旧に頑張る岩手の姿を見ていただき、県民からこれまでの支援に対する感謝の気持ちを伝えたい」と開会宣言した。

 開会式では、47都道府県の選手団が南から順に入場行進した。ボート成年男子の佐藤翔選手(日本大)が旗手を務めた本県選手団約330人が最後の47番目に登場すると、会場はひときわ大きな拍手と歓声に包まれ、選手たちは「多くの支援ありがとうございます」などと書かれた横断幕を掲げて堂々と行進した。

 大会会長の張富士夫日本体育協会長が「全国の仲間と岩手県民の皆さんが交流の輪を広げ、全国と被災地の架け橋となり、思い出に残る大会にしてもらいたい」とあいさつ。

 続いて県内33市町村から集められた炬火(きょか)を「希望郷の火」として、46年前の岩手国体に出場した齋藤眞弘さん(75)=花巻市=、杉本(旧姓今野)安子さん(66)=三重県=らがつなぎ、最終走者である山岳少年男子の山内響選手(盛岡南高3年)とフェンシング少年女子の千葉朱夏選手(一関一高3年)が炬火台に点火した。

 選手を代表し、陸上成年男子の高橋英輝(富士通)、ホッケー成年女子の小沢みさき(東北銀行)両選手が「『東日本大震災復興の架け橋』希望郷いわて国体に参加できることに大きな喜びを感じる。岩手からスポーツの魅力を伝え、勇気と感動と元気を届けるべく、最後まで力いっぱい競技する」と力強く宣誓した。

 本大会は11日まで県内26市町村で正式36競技、特別1競技が行われる。