ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2016年12月
« 11月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
コラム 記者ワープロ

経済効果は82億円 ラグビーW杯 岩手経済研など試算・釜石開催

(10/4)

スタジアム建設前提

 岩手経済研究所(高橋真裕理事長)は、日本政策投資銀行と共同で行った2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)釜石開催に伴う本県への経済波及効果についての調査結果をまとめた。スタジアムの建設や大会運営、来場者の消費支出により、経済効果は82億2000万円に上ると試算した。

 試算の前提条件として、新設される「釜石鵜住居復興スタジアム」(仮称)の建設費を釜石市議会で3月に示された基本設計案に基づき31億9800万円、大会運営費を日本スポーツ振興センターが示す総額180億円を釜石で想定される開催試合数3試合で案分した11億2500万円と設定。期間中の来場者数は、試合観戦は収容人数1万6000人の3試合分で4万8000人、ファンゾーン5万人、プレ大会は2試合分で3万2000人と位置付けた。

 その上で、スタジアム建設に伴う経済波及効果は48億円、運営費効果は13億6200万円と試算。交通費や宿泊費、飲食代、買い物代など来場者の消費支出に関しては、本大会12億500万円、ファンゾーン5億7300万円、プレ大会3億6700万円、キャンプ1300万円で、総額は21億5700万円とした。

 同研究所ではこれまで、12年の「いわてデスティネーションキャンペーン」の経済効果を103億9100万円、「平泉の文化遺産」の世界遺産登録による効果を63億6000万円、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の放映に伴う効果を32億8400万円と試算した経緯があり、今回のラグビーW杯開催はハード面の整備もあることで「平泉」や「あまちゃん」を上回る波及効果があるとみている。