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コラム 記者ワープロ

普遍的価値 どう発信 盛岡で世界遺産サミット

(11/23)

 世界遺産の魅力を国内外に発信する第3回世界遺産サミット(実行委主催)は22日、盛岡市内で開かれ、講演やパネルディスカッションなどを通して、関係者らが世界遺産が有する普遍的価値や魅力発信の在り方を探った。

 サミットは県の平泉世界遺産登録5周年事業の一環として、2014年に京都、翌年の和歌山に続いて開催。世界遺産所在市町村や観光関係者ら約300人が参加した。

 千葉茂樹副知事が「地域の枠を超えた連携協力の在り方が共有され、世界遺産を中心とする文化や自然の保全継承が地域振興につながることを期待したい」、青木幸保平泉町長が「サミットを契機に世界遺産を有する自治体同士が連携を深めるとともに、地域の魅力発信やまちづくりの在り方に生かしてもらいたい」とそれぞれあいさつ。

 ユネスコ無形文化遺産の早池峰岳神楽による勇壮な舞の披露に続いて、日本文学研究者で東大大学院教授のロバート・キャンベル氏が「初めてが2度を産み出す日本の地域資源」と題して講演した。

 キャンベル氏は文化を発信し続ける銀座や普遍的な価値を有する熊野古道などを紹介。その上で文化財について「現在ある世界遺産の発展、保存、活用を検討するとともに、日本人すら気付いていない文化財や文化、世界遺産をなるべく早めに見つけて意識を共有し保存していくことが、現在生きているわれわれに求められている」と強調した。