ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年1月
« 12月  
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 
コラム 記者ワープロ

来春の定期便化 困難に 花巻―台湾 中華航、機材不足が理由

(12/8)

 県がいわて花巻空港と台湾を結ぶ定期便化を目指していることについて、達増拓也知事は7日の記者会見で、運航する中華航空が2017年春の定期便実現は困難との見通しを示していることを明らかにした。機材不足を理由に挙げているといい、県は今後も定期便化を働き掛けていく方針だ。

 本県を訪れる外国人観光客で最も多いのが台湾人で、東日本大震災直後には台湾からのプログラムチャーター便が大幅に減少したが、その後回復し、14年春には初の国際定期チャーター便が就航した。今年4月に来県した孫洪祥・前会長が17年4月から季節ごとに2カ月、計8カ月にわたる「季節定期便」の運航を目指す考えを明らかにした経緯があるが、その後会長、社長が交代して新体制となり、同社からは今年11月末までをめどに定期便について結論を出す方針が示されていた。

 県は11月30日に杉村孝企画理事が台湾を訪問し、中華航空幹部と面会。同社からは台湾のトランスアジア航空(復興航空)の解散に伴う路線の引き継ぎに加え、17年に導入予定だった機材の納入遅れにより機材が不足し、17年の定期便ダイヤが未確定とする現状の説明を受けたという。既存路線の機材の確保が優先という姿勢で、来春の花巻との定期便、定期チャーター便運航が困難という見通しが示された。

 達増知事は「定期チャーター便は高い実績を挙げており、ニーズがある中で来春の定期便が困難となったことは残念だが、今回は予想外の事態が発生したことが要因であると理解しており、定期便化の方針が大きく変わったとは考えていない」とし、今後に向けては「定期便化を第一の目標としつつ、当面は春の桜のインバウンドチャーター便の運航計画を働き掛け、引き続き台湾との交流拡大に取り組んでいきたい」と述べた。

 定期便化実現の目標時期は示していないが、東京支社や台湾本社と今後も情報交換を密にしていく。