ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年1月
« 12月  
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 
コラム 記者ワープロ

受け入れ拒否 強調 県議会一般質問 達増知事

(12/15)

核のごみ最終処分場で

 国が年内にも科学的有望地を示すとされている高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場について、達増拓也知事は14日の県議会一般質問で、受け入れを拒否する考えを改めて強調した。

 小野共氏(改革岩手)の質問に答えた。

 高レベル放射性廃棄物は原発の使用済み核燃料を再処理し、再利用可能なウランやプルトニウムを取り出した後に残る廃棄物。数万年にわたって強い放射線を出すため、ガラスと混ぜた固体に加工し、地下300メートルより深い場所に埋めて最終処分することになっている。処分事業を担当する原子力発電環境整備機構が2002年から設置を受け入れる自治体を公募しているが、立地選定が難航したことから、政府は最終処分の新たな基本方針として国の主導で候補地選定を進める方針に転換し、年内にも科学的有望地が示される見込み。

 達増知事は科学的有望地について、火山や活断層などの自然科学的観点に係る既存のデータを重ね合わせ適正が低い地域、適正がある地域、適正が高い地域に区分した全国地図が今後示されるとし、「機構によれば、適正が低い地域を排除する意味合いということで、適正がある地域は比較的広範囲に示されるといわれており、特定の地域がピンポイントで候補地として絞り込まれるものではないと考える」との見解を示した。

 その上で「県としては当面は科学的有望地の提示、特定放射性廃棄物最終処分法に基づく調査の動向を注視していく必要があると考えているが、今後も最終処分場を受け入れる考えはないという姿勢で臨みたい」と述べた。

 12年の日本地質学会で専門家が北上山地海岸地域を含めた3地域が適地とする見解を発表したことについて、津軽石昭彦環境生活部長は「当該学者の個人的見解と認識している」とした。