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コラム 記者ワープロ

キャンプ誘致合戦熱く 東京五輪 ボート日本代表は花巻

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 2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、本県でも事前キャンプの誘致合戦が始まっている。19年のラグビーワールドカップ(W杯)や岩手国体のレガシー(遺産)継承などを踏まえ、既に日本代表チームの合宿が決定した市もあり、今後はさらに各市町村による競技施設や宿泊施設などの強みを生かした誘致活動が本格化する。

 県のまとめによると、16市町村(16年7月現在)がキャンプ誘致の意向を表明。このうち既に花巻市では、田瀬湖(同市東和町)が東京五輪のボート日本代表の合宿地に決まっている。北京五輪などを含めた過去の合宿実績や環境などが考慮されたとみられる。

 カナダ・ヴィクトリア市と30年以上姉妹都市交流のある盛岡市は本県で唯一、参加国・地域の選手らと国際交流事業を推進する「ホストタウン」に登録された。今後は、選手と市民との交流をはじめ、カナダチームのスポーツクライミング、ラグビー、バレーボール競技を中心に事前合宿の誘致に取り組む。5月には、スポーツクライミングのカナダ代表チームのヘッドコーチが同市を視察する。このほか、八幡平市も「ホストタウン」を含めた誘致を検討している。

 盛岡市は「どういう施設が必要なのか、相手の意向をしっかりと把握し誘致につなげたい」としている。

 ホストタウンの登録数は、全国で138件に上る。政府は来年度も選考作業を続ける予定で、登録自治体に対し交流事業に要する費用や競技施設の改修経費を支援する。

 県は昨年、事前キャンプ誘致の意向を示した16市町村の競技施設などを掲載した冊子「県スポーツキャンプガイドブック」を英語版合わせて2000部発行した。来年度も各市町村の意向を反映した冊子を作製する予定。さらに広域振興局圏ごとに説明会を開催するなどして、市町村の意向を把握し誘致に向けたサポートをする方針。

 県政策推進室の畠山英司特命課長は「世界トップレベルの大会なので本県にとっては過去にないチャンス。国体レガシーの継承やインバウンド(訪日外国人旅行者)対応なども含め、各競技団体や市町村のマッチングなどのサポートをしていきたい」としている。