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コラム 記者ワープロ

震災後、沿岸の生物は… 県立博物館でテーマ展

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震災による三陸海岸の生物への影響などを紹介している県立博物館のテーマ展

震災による三陸海岸の生物への影響などを紹介している県立博物館のテーマ展

 県立博物館のテーマ展「大津波と三陸の生き物」は、盛岡市上田の同館で開かれている。東日本大震災で三陸海岸の生物や植物がどのような影響を受け、どこまで回復しているのか、研究者の調査結果を写真やパネルなどで紹介している。

 震災から5年が経過し、自然界に与えた影響を紹介しようと、写真や模型など約150点を展示。

 このうち岩礁では、宮古市付近が約40センチ地盤沈下した影響についてマガキなど生物の増減をグラフや模型で表している。津波によって砂ごとさらわれたりした大船渡市の越喜来湾では、アマモ類が震災前の状態まで回復。稚魚などさまざまな生物の支えとなっている状況を伝えている。

 陸前高田市の小友浦では地盤沈下で新たに干潟ができ、採取されたアサリなども展示。このほか、野田村の海岸から採取された7000年分の地層を展示し、8~10メートルの巨大津波が震災を含め17回襲来した事実などを説明。高台整備など復興工事の様子も写真で紹介している。

 同館の鈴木まほろ学芸員は「震災から自然界がどのように回復しているかに目を向けることで、漁業を含めた沿岸の復興につながる」としている。

 展示は2月26日まで。時間は午前9時30分~午後4時30分。問い合わせは同館=019(661)2831=へ。月曜日休館。