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コラム 記者ワープロ

岩手の旬を機内食で 県とJAL来月 観光情報提供も

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共同記者会見で県産食材を使った国内線ファーストクラス機内食を試食する達増知事

 日本航空(植木義晴代表取締役社長)は2月の1カ月間、県と連携して機内食やJALグループの媒体を活用した岩手の魅力発信に取り組む。「JAL 新・JAPAN PROJECT 岩手」と銘打った取り組みで、県産食材を使った機内食の提供や機内誌・ビデオによる情報発信を通じ観光需要の創出、地域活性化などを支援する。

 23日に盛岡市内のホテルで達増拓也知事とJALの藤田直志代表取締役副社長が共同記者会見を行い、プロジェクトの内容について発表した。

 機内食は羽田空港発着の国内線ファーストクラスの夕食として1カ月間提供する。岩手の旬の味覚を知り尽くしたホテルメトロポリタン盛岡執行役員、日本料理「対い鶴」料理長の須藤義太郎氏がプロデュース。上旬は「鱈(たら)のばっけみそ焼き」、中旬はホタテやシイタケなど11種類の食材を使った「炊き合わせ」、下旬は「いわて牛の旨煮(うまに)」「帆立(ほたて)の素焼き」など海と山の幸を目玉にするなど上、中、下旬でメニューを入れ替える。1カ月間を通じて、俵ご飯は昨年デビューした「銀河のしずく」を使用する。

 機内食は羽田空港発着の4路線26便で提供し、期間中の提供数は最大延べ約8000食を見込む。

 このほか、国際線・国内線の機内誌「SKYWARD」2月号に早池峰神楽や平泉町の中尊寺・毛越寺、一関市の餅料理を掲載し、機内ビデオでお笑いコンビ「パックンマックン」が八幡平市の見どころや食、遊びを紹介する旅番組を上映する。また、JALカード会員誌・国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」1・2月合併号に紫波町の酒造会社を掲載。訪日外国人向けサイトなどでも情報発信する。

 同日は達増知事がファーストクラス機内食の上旬メニューを試食し、「岩手の農林水産品をしっかりと網羅し、クオリティーの高い素材を手間暇をかけて調理していただいた」と感謝した。

 同プロジェクトは毎月PRする自治体を定め、集中的に観光情報を発信するJALの地域活性化プロジェクトで、今回は「“古代と現代を繋(つな)ぐ遺産”岩手県」をテーマに取り組みを展開する。

 藤田副社長は「地域の役に立ち地域の元気を一緒につくりたい。松尾芭蕉が現代の岩手を旅したらどんな句を詠むのかと想像し、岩手の思いを共有したい」と述べた。