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コラム 記者ワープロ

日本の食卓に新風を 県旗艦米「金色の風」

(2/1)

最高級のプレミアム米を目指して関係者が気勢を上げた「金色の風」のキックオフイベント

生産開始向け気勢
盛岡でキックオフイベント

 最高級のフラッグシップ米として今秋のデビューを予定する県産オリジナル水稲品種「金色(こんじき)の風」の生産・販売キックオフイベントは31日、盛岡市内で開かれた。生産者、実需者、消費者が一堂に会し、それぞれの立場から金色の風への思いを表明し、生産開始に向けて気勢を上げた。

 イベントでは、達増拓也知事が「金色の風はコメの食感の新領域を開くふわりとした食感と、かんだ瞬間に口いっぱいに広がる豊かな甘みが特徴で、魅力を最大限に発揮させるため本県一の良食味地帯の県南地区で卓越した栽培技術を持つ作付け農家が生産する。おいしいご飯を愛する人たちから愛され、日本の食卓に新しい風を吹き込むコメとなることを確信している」とあいさつ。

 生産者を代表していわて平泉農協の小野正一さん(農事組合法人アグリパーク舞川代表理事)は「高品質な農産物を栽培できる圃場(ほじょう)を厳選し、先人たちのたゆまぬ努力で培われた芳醇(ほうじゅん)な大地を絶やさぬよう土づくりにこだわり、全国最高水準の食味を目指して栽培マニュアルを順守して取り組む。秋には金色に輝くコメを収穫し、最高においしいコメを食べてもらいたい」と意気込んだ。

 達増知事ら関係者がそろいの法被を着て、金色の風のブランド化に向けて「エイ、エイ、オー」と気勢を上げた。

 金色の風は、最高水準のコメの産地としての岩手をアピールすることを目指し、2007年に開発に着手。含有率が低いほど粘りや食味が優れるとされるでんぷん質・アミロースが低い系統の選出、人工交配などを重ねて誕生した。

 「国産米の常識を打ち破る、ふわりとした食感と豊かな甘みを楽しめるお米」を基本コンセプトにして首都圏や名古屋、大阪を重点販売エリアに米穀専門店や百貨店、おいしいコメにこだわる料亭などを取引先と見込んでおり、16年にデビューしたイメージの異なる「銀河のしずく」と共に売り出していく。