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コラム 記者ワープロ

金色の風「特A」 16年産米食味ランキング

(2/24)

拍手で特A評価を喜ぶ達増知事と職員ら

県産米4品種で最高評価

銀河のしずく2年連続

 日本穀物検定協会は23日、2016年産米の食味ランキングを発表した。最高級のフラッグシップ米として今秋デビューする県産オリジナル水稲品種「金色(こんじき)の風」は県が依頼して食味試験を受けた結果、最高評価の「特A」相当の評価を受けた。16年デビューの「銀河のしずく」も2年連続で特Aとなり、ダブルでの快挙達成となった。県南ひとめぼれ、県中ひとめぼれを含め過去最多の4品種が特Aで、今後は全国に県産米のレベルの高さをアピールしてブランド化を図っていく。

 ランキングで今回特Aの評価を受けたのは、全国141銘柄のうち44銘柄。銀河のしずくはランキングの対象要件(作付面積1000ヘクタール以上)を満たさなかったため参考品種として出品された。参考品種は1県1品種の出品に限られていることから、金色の風はランキングとは別に協会に依頼し、ランキングと同じ内容の食味試験を受けた。

 ランキングは同日午後5時に公表され、銀河のしずくと県南ひとめぼれ(奥州市、金ケ崎町、一関市、平泉町産)、県中ひとめぼれ(盛岡、花巻、北上、遠野、西和賀など9市町産)が特Aとして示された。金色の風の試験結果は、県庁で待つ達増拓也知事に電話で特A相当だったことが伝えられ、職員らは万歳で4品種の特Aを喜んだ。

 達増知事は金色の風が特Aとなったことで「とてもうれしいし安心した。絶対特Aだと思っていたが、結果が出て良かった」と笑顔を見せ、銀河のしずくとダブルでの最高評価に「それぞれがおいしいということに加え、これだけの特A品種を生産できる岩手全体のコメ産地としてのすごさをアピールできる。特Aは消費者にとってストレートに分かりやすい宣伝になると思うので、生かしていきたい」と胸を張った。

県南ひとめぼれ22回目

 22回目の特Aとなった県南ひとめぼれは1994年に初めて特Aとなって以降、大冷害となった2003年を除いて毎年最高評価を受けている(03年産は作況指数90以下だった岩手を含む5道県のランキングが公表されず)。県中ひとめぼれは初の特A。このほかの県産米は、県中あきたこまちが「A」、県北いわてっこは「A’」だった。4品種の特A評価は過去最多となる。

 17年産は金色の風100ヘクタール、銀河のしずく1000ヘクタールの作付けを見込み、県産米の両輪として全国に売り込んでいく。

 ランキングは複数産地のコシヒカリをブレンドした基準米と比べ、特に良好なものは特A、良好なものはA、おおむね同等なものはA’とされる。