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コラム 記者ワープロ

「震災の記憶忘れない」 盛岡 追悼式典や灯籠イベント

(3/12)

鎮魂と復興を願い、「絆」「祈り」などの文字が並ぶ灯籠に火をともす人たち

 未曽有の被害をもたらした東日本大震災から6年となった11日、盛岡市内では追悼式典や灯籠イベントが行われた。式に出席した同市周辺の住民や沿岸から内陸への避難者らは、黙祷(もくとう)をささげ、犠牲者の冥福を祈った。

 盛岡広域首長懇談会(会長・谷藤裕明盛岡市長)が主催し、発生から6年の節目に震災の犠牲者を悼み、復興への誓いを新たにしようと、「復興への誓い」と題した震災追悼行事を行った。

 同市のプラザおでってで行われた式典には約300人が出席。谷藤市長は、犠牲者の無念さや遺族の悲しみに触れた後、「被災者が復興の歩みをさらに実感でき、愛する三陸が一日も早く復興を遂げることを切に願ってやまない。沿岸被災地の思いを受け止め、あの時を忘れることなく心を一つに復興に貢献する。震災の経験や教訓を心に刻み、未来に語り継ぐ」と追悼の言葉を述べた。

 引き続き政府主催の追悼式の映像が放映され、発災時刻の午後2時46分に合わせて黙祷し、安倍晋三首相の式辞などに耳を傾けた。

 出席した滝沢市の高校教諭鬼柳忠彦さん(47)は「内陸にいれば、震災の記憶がだんだん薄れ、沿岸の人と気持ちの格差はあると思うが、震災を忘れないよう心掛け、子供たちにも伝え続けなければならない」と語った。

 一方、盛岡城跡公園では「祈りの灯火(ともしび)2017~あの日を忘れない~」をテーマにしたイベントが行われた。市民を中心に全国から寄せられた手作りの灯籠約1万個に火がともされ、訪れた人たちは静かに手を合わせ、復興が着実に進むことを願った。