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コラム 記者ワープロ

県がん検診受診率向上プロジェクト 保険2社と協定締結

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「県がん検診受診率向上プロジェクト協定」の協定書を手にする(左から)相馬法人職域部長、吉田総務部長、佐々木保健福祉部長

早期発見向け啓発

 県は24日、日本生命保険相互会社盛岡支社、朝日生命保険相互会社盛岡支社の2社と「県がん検診受診率向上プロジェクト」の協定を締結した。啓発リーフレットの配布などを通じ、県民の受診率向上やがんの早期発見、治療につなげる。

 県庁で行われた締結式では、佐々木信県保健福祉部長が「県民の疾病の中でも最大の死亡原因であるがんについては、検診による早期発見が最も大事。このプロジェクトに新たに参画していただくことにより、県民のがん検診への理解が深まってほしい」とあいさつ。日本生命保険相互会社盛岡支社の相馬一博法人職域部長と朝日生命保険相互会社盛岡支社の吉田一宏総務部長に協定書を交付した。

 相馬法人職域部長は「プロジェクトを通じてがんに対する知識を普及しながら、県民の受診率向上に貢献していきたい」、吉田総務部長は「これまでもピンクリボン運動などの啓発活動を続けてきたが、県との締結によって(がん対策の)取り組みが一層強化されることになる」とそれぞれ語った。

 同協定は県のがん検診受診率50%達成を目指し、2009年にスタート。締結した企業・団体は今回で8者となった。厚生労働省が3年に1回実施する国民生活基礎調査によると、13年度の県内実績は胃がん40・7%(全国平均36・7%)、肺がん49・0%(同38・7%)、大腸がん41・3%(同35・4%)、子宮頸がん29・5%(同27・5%)、乳がん29・7%(同27・4%)といずれも全国平均を上回り、年々上昇傾向にあるが、乳がんなど女性特有のがんについては受診率が上がりにくいという。県では協定を結んだ企業・団体と連携し、受診を促すリーフレットの作成や配布、啓発イベントの開催などに取り組む。