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コラム 記者ワープロ

江戸時代の街道紹介 県立図書館

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江戸時代の絵図など168点を紹介している県立図書館の企画展「街道を歩く」

絵図や古文書168点展示

 県立図書館の企画展「街道を歩く」は、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)4階で開かれている。江戸時代の絵図や旅にまつわる古文書などを展示し、古くから人々の生活を結び、情報が運ばれた街道の歴史を伝えている。5月7日まで。

 岩手の自然と人々にスポットを当てた同館の企画展「いわての歴史シリーズⅦ いわてに生きる」の一環で、県立博物館との連携企画。仙台藩領を郡ごとに色分けして描いた「仙台藩領郡分之図」をはじめ、盛岡藩士が街道周辺の景観や名所について記した紀行文「北奥路程記」、宮古街道の改修工事の際に作製された図面「御城下ヨリ宮古迄街道図面」など、県立図書館やもりおか歴史文化館が所蔵する資料168点を紹介している。

 このうち「盛岡藩領内図」は、盛岡藩の所領全体を描いた絵図。主要な街道が赤線、里程の目印となる一里塚が黒点で記されているほか、山の噴火などの情報も盛り込まれている。幕府は各大名に調進を命じた国絵図によって全国の交通掌握を図ったとされ、盛岡藩領内図は元禄期に作製された国絵図を簡素にしたものとみられる。

 道中記や絵図で名所とされる風景を撮影した写真や、旅のお伴として用いられた懐中日時計、きせる、矢立(携帯用の筆)も展示。県立図書館では「岩手の豊かな自然の恩恵を受けながらも、その中に道を切り開き、生活を営んできた人々の姿に思いをはせてほしい」としている。

 開館時間は午前9時~午後8時。28日は休館。関連行事として、15日に県立博物館専門学芸調査員によるギャラリートークを予定している。