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コラム 記者ワープロ

賢治の思いコメ コラボ商品「玄米茶」 繁田園×板垣農場

(4/13)

盛岡市の繁田園と宮沢賢治のコメ作りを継承する花巻市の板垣農場がコラボレーションした商品「賢治の米の玄米茶」

 盛岡市の日本茶専門店「繁田園」(繁田秀一代表取締役社長)は、宮沢賢治のコメ作りを継承する花巻市の「板垣農場」(板垣光彦代表取締役)とコラボレーションした「賢治の米の玄米茶」を発売した。香り豊かな煎り玄米と抹茶のうま味のバランスにこだわった一品で、岩手ならではの土産品として注目を集めている。

 同商品に使用されている玄米は、同農場のひとめぼれブランド米「白金の雨」。板垣代表の祖父は、大正時代に作られたコメの品種「陸羽132号」の普及に努めた賢治から直接農業指導を受けており、現在までその栽培方法を受け継いでいるという。

 白金の雨は通常のコメよりも大粒で、煎ると香りが強まるのが特徴。農薬や化学肥料を極力使用せず、良食味の高品質米に位置付けられている。繁田社長が2016年に同品種の存在を知り、今回のコラボを提案。半年ほどかけて全国の茶葉を厳選し、京都産の抹茶と静岡産の煎茶をブレンドした。繁田社長は「抹茶のまろやかな味わいと煎茶のピリッとした渋さ、玄米の香りが口の中に広がる」とこだわりの味をPRする。

 商品は手軽に飲めるティーバッグタイプ(3グラム×5袋)と、急須を使ってじっくり味わうリーフタイプ(50グラム)の2種。パッケージには林風舎(花巻市)の許可を得て、賢治直筆の「雨ニモマケズ」の一文や本人の写真を使用した。板垣代表は「玄米の良さを生かした素晴らしい商品。おいしいお茶を味わいながら、稲作の実践者としての賢治にも思いをはせてほしい」と語る。

 価格は各540円(税込み)。盛岡市内の繁田園各店舗、林風舎などで販売している。問い合わせは繁田園=019(623)2888=へ。