ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年5月
« 4月  
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031 
コラム 記者ワープロ

団体総合優勝へ決意 9月の宮城全共に向け、滝沢で激励会

(4/27)

滝沢市で開かれた第11回全国和牛能力共進会出品候補者激励会で気勢を上げる参加者

 「和牛のオリンピック」と称される第11回全国和牛能力共進会(全共)宮城大会(9月7~11日、仙台市)の出品候補者激励会は26日、滝沢市の岩手産業文化センター(アピオ)で開かれた。宮城全共に向けた講演、本県の取り組み報告などを行い、出品候補者をはじめ関係機関・団体が目標に掲げる総合優勝を目指し決意を新たにした。

 激励会は県や和牛能力共進会県対策協議会が主催。県内全域から集まった出品候補者、関係者約220人が参加した。

 同協議会の藤尾東泉会長(県畜産協会長)が「磨き上げてきた技術を余すところなく発揮し日本一を勝ち取りたい。出品候補者、関係者の一層の奮闘をお願いしたい」とあいさつ。紺野由夫県農林水産部長、千葉伝県議会畜産議員クラブ会長が激励の言葉を寄せた。

 全国和牛登録協会の菅野成厚参与が「宮城全共に向けて いわて牛の魅力発信」をテーマに講演。全共の歴史と和牛の歩み、宮城全共に向けた全国の取り組みなどを紹介し、出品候補者に向けて「本番まであと数カ月となると他県の動向が気になるものだが、まずは宝物である自分の牛を精魂込めて磨き上げてほしい。それが最終的にいわて牛の魅力発信につながるはず」と呼び掛けた。

 同協議会出品対策委員長の藤代克彦県畜産課総括課長は、若齢肥育実証試験、出品候補牛の生産と育成管理強化対策、定期巡回など宮城全共に向けた取り組みを報告。「生産者をはじめ関係機関・団体が一丸となって出品各部での上位入賞、結果として総合優勝まで行ければいいと思う」と関係者に協力を求めた。

 全共は和牛の能力向上などを目的に5年に1度開催。体型を月齢別に審査する種牛、枝肉の状態で肉質を審査する肉牛の二つの部門があり、和牛改良の成果を全国にアピールする機会となっている。東北地方での開催は1997年の岩手大会以来で、宮城全共の出品頭数は過去最大規模の517頭に上る見通しだ。

 種牛と肉牛、復興特別出品区(高校の部)を含む本県の出品候補牛は昨年から段階的に予備選抜を進めており、3月末現在134頭。復興特別出品区は盛岡農高と水沢農高が参加を予定する。今後は飼養管理講習会、候補牛飼養農家の定期巡回などを行い、7月26日の県畜産共進会で最終27頭を選抜し、9月5日に出発式を予定している。