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コラム 記者ワープロ

核兵器の廃絶を ヒバクシャ国際署名

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林田さん(左)も参加したトークセッションなどが行われた「いまこそなくそう!核兵器in岩手」

県内50万筆目指し集会

 ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会(伊藤宣夫代表)が主催する集会「いまこそなくそう!核兵器in岩手」は14日、盛岡市内で開かれた。長崎市出身の被爆3世でヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーを務める林田光弘さん=明治学院大大学院1年=の記念スピーチやトークセッションなどを通し、被爆体験伝承の必要性や核兵器廃絶に向けた運動に協力を求めた。

 核兵器廃絶を目指す同会は2016年12月に発足し運動をスタート。県原爆被害者団体協議会や県生活協同組合連合会などを幹事団体とし、現在76団体が賛同している。同会では20年度までに県内50万筆の署名を目指し、この集会を開催した。

 約200人が参加。県原爆被害者団体協議会長を務める伊藤代表が「平和や命の尊さを訴え、二度と被爆者をつくらないという誓いの下に活動している。署名を国連に提出し、世界から核兵器の廃絶を目指す」とあいさつした。

 林田さんは、長崎で高校生1万人署名や高校生平和大使の活動に参加したほか、解散した学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバー。現在はヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーとして活動している。

 記念スピーチで林田さんは、国際署名活動の経緯や核兵器禁止条約などについて説明した。被爆体験の伝承については「何より語り継がなくてはいけないのは、生き残った被爆者がどのような人生を送ったのか。生き残った人が苦しみ続ける兵器で、明らかに銃とは違う。ずっと後遺症に悩まされる」などと強調した。

 その上で「被爆体験は8月6、9の両日だけで終わらせずに、その後の人生まで考えて被爆体験を伝えないと、『だから核兵器を使ってはいけない』と説得力のある形で世界中や次世代に伝えられない」と訴えた。

 続いて林田さんや小学校教諭、盛岡大生協学生委員などによるトークセッションも行われた。