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コラム 記者ワープロ

ワインで産業振興 いわて推進協が発足

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設立総会でワインを軸にした産業振興や地域活性化への取り組みを確認したいわてワインヒルズ推進協議会の関係者

ブドウ生産拡大、新規参入促進

 県内のワイナリーや自治体など29団体で構成する「いわてワインヒルズ推進協議会」の設立総会は6日、盛岡市の県工業技術センターで開かれた。県内のワイン関係者が連携して、醸造用ブドウの生産拡大やワイナリー新規参入者を対象にしたアカデミーの開催などに取り組み、ワインを軸にした産業振興と地域活性化を図る。

 花巻市や平泉町など県内10のワイナリーをはじめ、市町村、流通関連団体、観光関連機関、飲食業関連団体などから関係者約40人が出席。紺野由夫県農林水産部長が「地域が一体となった特色ある高品質な『いわてワイン』を産み出すには、ワイナリーや自治体、流通関係者などが一体となって、醸造用ブドウの生産拡大や新規ワイナリーの育成に取り組むことが重要」とあいさつした。

 17年度事業計画や収支予算などを原案通り承認。会長にはエーデルワイン(花巻市大迫町)の藤舘昌弘社長を選んだ。

 今年度事業計画によると、新規参入希望者を対象にしたワイン生産アカデミーを開講するほか、新規栽培者に分かりやすい醸造用ブドウの栽培マニュアルを作成する。醸造支援では「いわてワイン研究会」を立ち上げて、県内ワイナリーの醸造担当者やソムリエなどを対象にした講演会や試飲求評会のほか、技術向上セミナーを開催。このほか、山梨県のワイナリーを訪問し先進的な取り組みを視察する。

 栽培支援では、農業改良普及センター職員を対象にした研修会を開催し指導者の技術向上を図るほか、地域に適した醸造用ブドウの品種選定や栽培方法の検討を行う。PR関係は11月に盛岡市内で「いわてワインを楽しむ夕べ(仮)」の開催を予定しているほか、県主催の商談会や物産展での販路拡大支援などに取り組む。

 藤舘会長は「皆こぞって質のいいものを出さないとこれからの競争に勝てない。岩手は小面積で丁寧にブドウを作っているので、これが良いワインを作る基になっている。土地を生かしたブドウの品種の選定からきちっとしたものを作り上げれば、さらに良いワインができる。それが他との差別化につながる」と期待を込めた。