第9回県分権推進会議が4日、盛岡市のエスポワールいわてで開かれた。職員数削減や専門職不足に対応し、効率的な行財政に向けて市町村間事務の共同処理を目指す水平補完について協議した。
同推進会議には、市町村と住民代表、学識経験者、県関係者ら13人が出席。水平補完の必要性を再認識するとともに基本的な取り組み方針をまとめ、2010年度から具体的なアクションに移していくことを確認した。
同テーマでは通算3回目の開催。逼迫(ひっぱく)した財政事情を背景に、効率的な住民サービスなどの実現を願い水平補完の必要性を再認識。求められる共同処理の在り方については▽行政コストの縮減▽社会変化に応じた新たな行政ニーズなどへの対応▽住民が必要とする最適な行政サービスの提供-などを掲げた。
基本的な取り組み方針では、各市町村の実情や地域の状況、これまでの共同処理実績などを踏まえ、早急に検討が必要な事項として▽共同処理する事務の内容▽市町村の構成▽共同処理方式-などを確認した。
原則的には広域振興局単位の連携となるが、北上市では既に金ケ崎町との産業連携実績もあり、伊藤彬北上市長は「首長判断で速やかにタイアップを進めていくべきで、今後は雇用や就職面で(広域圏の垣根を越えた)共同処理を考えていきたい」と語った。
また、資金面を含めた県の支援策や今後の推進策について県は「関連資料の提供など積極的に支援し、来年度から具体的なアクションを起こしていきたい」としている。