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コラム 記者ワープロ

地域演劇 魅力伝える 西和賀でイベント

(9/5)
喀血劇場による「10年後の8月も何も言えなくて、夏」の一場面=4日、Uホール

喀血劇場による「10年後の8月も何も言えなくて、夏」の一場面=4日、Uホール

県内外劇団が熱演

 第24回銀河ホール地域演劇祭(実行委主催)は3、4の両日、西和賀町上野々の町文化創造館銀河ホール・Uホールで開かれた。地元演劇やシニア演劇、市民参加劇、小劇場演劇とバラエティーに富んだ舞台を来場者が堪能した。

 最終日の4日は劇団やっぺしfrom北上市民劇場(北上)のほか、喀血劇場(京都)が登場。戯作家・演出家の高野竜さんが「風景として立つこと」をテーマに地域演劇の実例を紹介した。

 このうちUホールで上演した喀血劇場は、とある田舎で暮らす28歳の男女5人の青春模様を描いた「10年後の8月も何も言えなくて、夏」を披露。恋愛や友情、将来への不安などさまざまな感情に揺れ動く若者たちの姿を熱演した。

 脚本・演出を担当した近衛虚作さん(31)=東京都=は「周囲にとっては取るに足りないことでも、若者が抱えるさまざまな心情を表現したかった」とステージに込めた思いを語った。

 初日は喀血劇場のほか、劇団大阪シニア演劇大学豊麗線(大阪)が「幸せ倶楽部」、地元の劇団ぶどう座が「猫の事務所ごっこ」を披露。須川渡さん(大阪大招へい研究員)が「『地域演劇』を語り継ぐ-西和賀、劇団ぶどう座の演劇史」をテーマに講演した。

 地域演劇祭は、1993年に同ホールで開かれた国民文化祭を契機に、地域演劇の発展を目指して開催しており、毎回全国各地の劇団を招いて演劇の魅力を発信している。