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コラム 記者ワープロ

飲食店UDマップ完成

(9/22)

― NPO法人アクセシブル北上 ―
34店 おもてなしに一役

完成した「きたかみ飲食店UDマップ」を掲げるアクセシブル北上の小原理事長(左)ら

完成した「きたかみ飲食店UDマップ」を掲げるアクセシブル北上の小原理事長(左)ら

 NPO法人アクセシブル北上(小原広記理事長)が作製した「きたかみ飲食店UDマップ」が完成し、21日、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会北上市実行委員会に引き渡された。市内飲食店34店のトイレの様式や段差の有無を含め、障害者ら全ての人にやさしいユニバーサルデザイン(UD)環境が整っているかを記載。10月の岩手国体と全国障害者スポーツ大会で来場者に配布する。

 マップには各飲食店の料金、営業時間、定休日、飲み放題コースなどの情報を網羅。さらに身体、知的、精神、車椅子の障害者が受け入れ可能か、入り口に段差や階段があるか、エレベーターの有無、トイレの様式(和式、洋式、多目的)をアイコンで記した。

 A2判の折り畳み式で、手に障害を持つ人に配慮し持ちやすいサイズ。ポケットに入れても破けにくく、簡単に開閉できるのが特徴だ。

 市実行委の委託で、事業費は約70万円。3500部作製した。両大会期間中、JR北上駅西口広場と北上総合運動公園などの各案内所で配布する。

 同日、市役所江釣子庁舎で行われた完成披露式には同法人から小原理事長ら4人が来庁。小原理事長は「このようなマップは先催県にもなく、意義深い。北上に来た障害者に『この店だったら行ける』と思ってもらい、おいしい食事やお酒を楽しんでもらえれば」と語り、市実行委の及川健二事務局次長にマップを手渡した。及川次長は「全国から来た方々にも喜んでもらえると思う」と応じた。

 同法人は2015年11月から、障害者対応スキルアップ講座を開講。これまでに4回開き、各飲食店が障害者支援や対応について学んだ。講座と合わせマップ作製に1年を要し、受講した各店がマップに記載された。

 小原理事長は「各店で障害者への対応がスキルアップし、受け入れ環境が向上した。市内に住む障害者が飲食店に繰り出すきっかけにもなれば」と願っていた。

 会員版ステッカーも作製し、マップとステッカーに地元中学生のイラストも採用した。UDマップは今月中にホームページに掲載する。