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コラム 記者ワープロ

「復興の架け橋」表現 炬火台お披露目 岩手らしさ全面に

(9/26)
公開された希望郷いわて国体・希望郷いわて大会の炬火台。台座は「復興の架け橋」をイメージしている

公開された希望郷いわて国体・希望郷いわて大会の炬火台。台座は「復興の架け橋」をイメージしている

 25日に北上市の北上陸上競技場で行われた岩手国体の総合開・閉会式のリハーサルで、大会を見守る炬火(きょか)台が公開された。炬火走者が登る台座は、大会の冠称となっている東日本大震災からの「復興の架け橋」をイメージしたデザイン。頂上部に1970年の岩手国体で使用された炬火台をセットしている。同日は無事試験点火を終え、本番を待つばかりとなった。

 台座は橋を思わせる外観で、県産アカマツなどの木材を使用し、頂上部からの高さは4メートル、長さは14メートル。曲線や素材の質感で岩手の大地や緑の豊かさ、温かな県民性などを表現。33本の欄干は県内33市町村の結束を象徴している。

 頂上部の炬火台はもともと盛岡市の県営運動公園陸上競技場にあり、馬上杯をかたどり南部鋳鉄で仕上げた銑鉄製。46年ぶりに使用し国体の記憶を継承するために取り外され、花巻市内の業者などが補修を済ませた。

 開会式では全市町村の火を集め「希望郷いわての火」をつくり、炬火走者のリレーで点火する。台は可動式で、国体の閉会式後は、希望郷いわて大会(全国障害者スポーツ大会)でも使用される。

 震災に加え台風10号の被害もあり、両大会は県民の復興への願いを一層強く背負う。県国体・障がい者スポーツ大会局の藤澤敦子競技式典課総括課長は「やっとここまで来た。関係者の尽力で『受け皿』となる台が完成したので、選手が来場することで復興国体が開幕する」と準備の万全さを強調した。