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コラム 記者ワープロ

不便解消 出迎え万全 広場周辺交通快適に 北上駅西口

(9/30)
新設された横断歩道を「渡り初め」する車椅子の利用者ら

新設された横断歩道を「渡り初め」する車椅子の利用者ら

信号機、横断歩道を新設

 【北上】希望郷いわて国体・希望郷いわて大会に向け、北上市などが進めていたJR北上駅西口広場付近の改良工事が完了した。新たに押しボタン式の信号機と横断歩道が設置され、駅と大通り方面が簡単に通行できるようになった。29日は現地で引き渡し式が行われ、関係者が国体前の無事完工の喜びを分かち合った。

 障害者団体や市民の要望を受け市が県警側と協議を重ねた結果、3月になり信号機と横断歩道設置が具体化。8月から急ピッチで工事が進み、今月27日から稼働した。

 さらに、市は関係団体の協力を得てバス停をタクシープール内に集約しタクシー乗降場を変更。駅前から諏訪町までの歩道バリアフリー化も併せ、一体的に工事を進めてきた。市の工事費は8516万円。信号機、横断歩道は県警が担った。

 式で髙橋敏彦市長は「1年かけて関係の皆さんと協議し、多くの方々の協力で信号機まで設置できた」と謝意を表し、バリアフリー工事を請け負った千田工業の千田和秋代表取締役社長から引渡書を受け取った。その後、出席者と共に新設された横断歩道を「渡り初め」した。

 駅西口にある地下道は障害者や高齢者、妊婦らにとって階段の上り下りが負担だった。エレベーターやスロープもやや離れた場所にあり、不便を強いられてきただけに関係者の喜びは大きい。

 市身体障害者福祉協会の小原敏弘会長は「障害者の不便が解消できた」と歓迎。車椅子を利用する同市相去町の屋敷明美さん(58)は「長年、こうなればいいと思っていた。タクシーにもすぐに乗れるようになる。お年寄りや妊婦、ベビーカーを押す方々にとってもよかった」と話した。