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コラム 記者ワープロ

活躍、君のおかげ 北上の小学6年柴田君と吉川君

(10/6)
東北珠算競技大会で個人総合、読上暗算の2冠を達成した柴田君(右)と読上算で優勝した吉川君

東北珠算競技大会で個人総合、読上暗算の2冠を達成した柴田君(右)と読上算で優勝した吉川君

東北珠算競技大会
2人で3部門制す

 【北上】福島市で9月に開かれた東北六県商工会議所連合会など主催の第65回東北珠算競技大会小学校の部で、北上市の嶽間沢珠算塾中野町教室に通う柴田駿吾君(黒沢尻東6年)が個人総合競技で優勝し、読上暗算競技でも頂点に立った。同市の第一珠算学校江釣子教室所属の吉川光希君(江釣子6年)も読上算競技で優勝。同じ市内で同学年の2人が切磋琢磨(せっさたくま)し、互いに高め合いながら4部門のうち3部門で「東北一」を成し遂げた。

 同大会小学生の部には、東北各県大会を勝ち抜いた102人が出場。乗算、除算、見取暗算、乗暗算、除暗算、見取算の総得点による個人総合は柴田君を含む3人が600点満点で並び、柴田君は所定の時間で正確性とスピードを競う同点決勝を制した。小学校の部の個人総合優勝は本県初という。

 5度目の出場の柴田君。過去にもわずかの差で満点を逃してきただけに、今大会は狙っていたという。「満点を出せてうれしい。落ち着いて普段、繰り返し練習してきた成果を出せた」と会心の勝利を振り返る。徐々に難度を上げ不正解者を振るい落とす「一算落とし」方式の読上暗算にも「自信を持ってスピードの速い問題にも対応できた」と、個人総合と併せ2冠を手にした。

 吉川君は、7月の全日本珠算技能競技大会小学生の部読上算競技での優勝を自信に、今大会に臨んだ。読上算も一算落とし方式で「間違ってはいけないプレッシャーもあったが、ノーミスを意識してやってきた成果を出せた。一算落としの大会で優勝できてうれしい」と喜ぶ。

 2人とも家族の影響もあり5歳からそろばんを始め、小学生となりスピード昇級、昇段し数々の大会で上位入賞するなど頭角を現した。塾も学校も違うものの、次第に「負けたくない」と互いを意識するようになり、よきライバルとして競い合ってきた。

 互いについて、柴田君は「計算が速く、駄目だったときに『次に頑張ろう』という切り替えがすごい。光希君がいるから頑張ってこれた」、吉川君も「(柴田君は)本番でいい点数を出せるし、正確性もある。今回も個人総合満点で、同点決勝で勝てたのはすごい」と認め合う。

 2人とも中学校入学後も、そろばんを続ける意向。今後も互いに競い、励まし合いながらさらなる高みを目指す。