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コラム 記者ワープロ

黒工 V2 高校ラグビー 北上勢、8年連続花園へ

(10/31)
2年連続28度目の花園出場を決めた黒沢尻工フィフティーン=30日、盛岡市・いわぎんスタジアム

2年連続28度目の花園出場を決めた黒沢尻工フィフティーン=30日、盛岡市・いわぎんスタジアム

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県高体連など主催)は30日、盛岡市のいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で決勝が行われ、黒沢尻工が29-12で黒沢尻北を下し、2年連続28度目の花園出場を決めた。

 決勝は昨年と同じ北上勢対決。黒沢尻工は前半17分に先制トライを許したものの、24分にモールからナンバー8根子叶多(1年)が押し込み同点、WTB阿部竜二(2年)がキックを決め7-5で折り返した。

 後半に入ると、FW陣を軸に主導権を握り、4分にCTB八重樫春樹主将、8分にSO本田和士(ともに3年)、27分にFB大城北斗(2年)がトライを挙げる怒涛(どとう)の攻撃で大きく突き放した。黒沢尻北は終了間際にFB斉藤大智(3年)がこの試合二つ目のトライを決めるなど意地を見せたが、力及ばなかった。

 北上勢の優勝は8年連続。

 黒沢尻工は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。組み合わせ抽選は同3日に行われる。

 黒沢尻工・髙橋智也監督の話

 前半は相手の執拗(しつよう)な守備を打破できなかったが、修正した後半はほとんど敵陣で攻撃できた。今年は伸び率ナンバーワンに育てると約束し、花園でそれをぶつける機会ができた。最低でもシード校を倒し、大阪で年を越すことを目標にする。

 ▽決勝

黒沢尻工29(7-522-7)12黒沢尻北

黒工 圧巻の連覇 攻守さえライバル下す

後半8分、黒沢尻北のタックルをかわし切り込む黒沢尻工の本田和士選手。三つ目のトライを奪い突き放す=30日、盛岡市・いわぎんスタジアム

後半8分、黒沢尻北のタックルをかわし切り込む黒沢尻工の本田和士選手。三つ目のトライを奪い突き放す=30日、盛岡市・いわぎんスタジアム

 30日に盛岡市のいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で行われた第96回全国高校ラグビーフットボール大会県大会の決勝で、黒沢尻工は好敵手の黒沢尻北を29―12で破った。後半に3トライを挙げるなど圧巻の攻撃で果たした連覇だった。

 試合は前半からFW陣が高い位置で切り込んだが、黒沢尻北の堅い守りに阻まれ空回り。「FWに固執し過ぎた」と右CTB八重樫春樹主将(3年)。反則7を犯す悪い流れで先制トライを許したが焦りはなかった。

 逆転は24分。セットプレーからのモール攻撃でナンバー8根子叶多選手(1年)が右端にトライ。コンバージョンも決まり勢いづいた。

 後半でSHを伊藤海選手(1年)に変更。髙橋智也監督の指示通り、BK陣ともうまく連係してボールを動かし、黒沢尻北を揺さぶった。

 4分、ゴール前での攻防がゲームの流れを決定づけた。相手のキックを左CTB鈴木杏太朗選手(3年)がチャージ。「モーションが見えた」というプレーに八重樫主将が合わせた。「前に出れば必ずミスが出る」との読み通り、ボールを素早くキャッチし、中央にグラウンディング。終盤も攻撃の手を緩めず、歓喜のノーサイドを迎えた。

 チームは昨年に比べてサイズはやや小さくなったが、豊富な運動量でカバーしてきた。県高総体で敗れたライバルを倒し、2年連続で聖地・花園へ。八重樫主将は「きょう出た課題を修正し、全国大会ではベスト8に入れるチームになる」と闘志をかき立てた。