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コラム 記者ワープロ

“北上ペタンク”日本一 ねんりんピック県代表

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ねんりんピックのペタンク競技で優勝した本県代表「岩手南部駒」の(左から)栗橋さん、亀甲さん、藤田滿和子さん、孝さん

ねんりんピックのペタンク競技で優勝した本県代表「岩手南部駒」の(左から)栗橋さん、亀甲さん、藤田滿和子さん、孝さん

一層の競技振興へ意欲

 【北上】第29回全国健康福祉祭(ねんりんピック長崎2016)のペタンク競技で、北上市協会所属の本県代表チーム「岩手南部駒」が優勝した。岩手国体に続く「高齢者の国体」でも北上のチームが活躍し、関係者は「成果を途切れさせず北上、岩手のペタンクを盛り上げる」と意気込んでいる。

 出場したのは、いずれも相去ペタンク会所属で選手兼監督の栗橋輝男さん(75)=大堤北=をはじめ、藤田孝さん(62)、滿和子さん(61)夫妻=旧舘沢=、亀甲京子さん(66)=大堤南=。同市で5月に開かれた3Mカップ県シニア大会で優勝し、出場権を獲得した。

 4人とも競技歴20年以上のベテラン。得意な役割は、滿和子さんが目標近くに球を寄せるポワンツール、栗橋さんが相手球をはじくティールール、孝さん、亀甲さんが両方をこなすミリュー。ねんりんピックに向け、毎日3時間近く練習したが、「プレッシャーで不調だった」(滿和子さん)こともあり、各種大会で結果を出せないまま10月16、17日に長崎県南島原市で本番を迎えた。

 ペタンク競技には68チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントで争った。岩手南部駒は調子を取り戻し、豊富な経験から勝負強さを発揮して予選から7戦を勝利。迎えた決勝では奈良に10―12で王手をかけられたが、最終の14メーヌ(ゲーム)で連続得点して13―12と逆転し、県勢としては19年ぶり3度目の頂点に立った。

 滿和子さんは「ピリピリした雰囲気の中で乗れた」、孝さんは「緊張して頭が真っ白だった」というが、「ぜひ夫婦で出場したかった」と口をそろえる大会での優勝に喜びもひとしお。亀甲さんも「絶対負けない安心感があった」とチームの快進撃を振り返る。

 北上市では1991年のねんりんピックでペタンク競技が行われ、東北のチームが集まる「みちのく北上カップ」が毎年開催されている。今年の岩手国体ではデモンストレーションスポーツのペタンク会場となり、地域が活気づいた。

 デモスポの運営で忙しかった栗橋さんは「競技ができない鬱憤(うっぷん)を長崎で晴らすことができた。井の中の蛙(かわず)がクジラになった気持ち」と顔をほころばせ、地元での一層の競技振興へ意欲を新たにしている。