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コラム 記者ワープロ

食品ロスに警鐘 手書きグラフで解説 統計全国コンクール

(11/10)
食品のロス統計調査をグラフ化した筒井さんの作品。食べ残し割合などが一目で分かるよう記載している

食品のロス統計調査をグラフ化した筒井さんの作品。食べ残し割合などが一目で分かるよう記載している

筒井さん(北上)入選一席

 【北上】第64回統計グラフ全国コンクール第5部(高校生以上・一般)で、北上市二子町の筒井尚七さん(76)が2位相当の入選一席に入った。「これほどある 食品の無駄!-食品のロス統計調査-」と題し、各分野での食べ残し割合などをグラフ化。イラストも用い、分かりやすく食の見直しを呼び掛けた作品が高く評価された。

 筒井さんは1971年から2016年3月まで45年間、市統計調査員として国勢調査をはじめ数々の調査に携わってきた。豊富な経験を生かし、県コンクールの同部門では09年から16年まで8年連続で最高賞の特選を受賞している。

 毎年、出品している筒井さんだが「テーマを決めるまでが大変」と語る。農林水産省の統計を参考に、今回は「食品の無駄」に着目した。

 主な食品別の世帯食一人1日当たりの食品使用量、食品ロス量のほか、主な食品別のロス率などをグラフで一目で分かるように記載。手書きのイラストも添えた。

 外食産業別の1食当たりの食品使用量、食べ残し割合、食べ残した理由も明示。その結果を踏まえて「考えよう 飽食の時代にあって食の見直しを」と訴えた。

 筒井さんは全国コンクールでも入選、佳作に入ったことがあるが、入選一席は初めて。「全国で賞に入るとは思いもよらなかった。大変うれしい」と喜びを語った。

 コンクールへの出品は、自身の励みになっているといい「書けるうちは書き続け、県コンクールでは10回連続特選を目指したい」とさらなる意欲を語った。