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コラム 記者ワープロ

取引拡大へ情報交換 過去最多270社参加

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発注、受注企業が個別面談し、取引先拡大に努めたいわて商談会

発注、受注企業が個別面談し、取引先拡大に努めたいわて商談会

北上でいわて商談会

 いわて産業振興センター主催の「いわて商談会」は10日、北上市川岸のホテルシティプラザ北上で開かれた。県内外から発注、受注合わせて過去最多の270社が参加。今後のビジネス、新規取引先の拡大につなげようと精力的に商談、情報交換に臨んだ。

 商談会は県内外の中小企業にビジネスマッチング、取引先確保の機会を提供しようと1978年に始まり、ほぼ毎年同市で開催。今回は発注側が首都圏のほか福岡、愛知、長野、滋賀などの各県から93社(県内19社)、受注側は東北を中心に177社(県内103社)が参加した。

 受注側企業は発注企業のブースを回り、自社製品、技術をアピールしたほか、発注企業のニーズを聞いた。製缶・鈑金・機械工業の後藤製作所(奥州市水沢区)の後藤隆右代表取締役は「過去に何社かと成立し、現在取引させていただいている企業もある。今回も『工場に来てみてください』と良さそうな話があった」と好感触を得た様子。電子部品加工・販売業のタイメックス東北事業所(同市江刺区)の憑子哲夫所長は「いろいろ面談し、きっかけをつくるのが大事。種をまき、チャンスを広げていきたい」と意欲を示した。

 発注側にとっても参加意義が大きく、東北佐竹製作所(北上市川岸)生産管理課・購買課の藤原宏行課長は「自分たちの知らない新しい、独自の技術を持っている企業もあり参考になる。多くの企業と話をできるのは貴重で、興味の持てる部分もあった」と成果を強調した。

 2015年度の商談会を機に、1年間で55件が成約した。同センターの飛鳥川和彦常務理事は「発注側はコスト意識とリスク分散の観点で従来と違った取引先を模索する企業が増え、受注側も下請け体質から多様な仕事を取りにいく姿勢がある」と近年の参加企業増加の要因を語った。