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コラム 記者ワープロ

在宅医療 推進方策は 北上で東北フォーラム

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在宅医療や地域とのつながりについて考えた東北在宅医療推進フォーラム

在宅医療や地域とのつながりについて考えた東北在宅医療推進フォーラム

連携事例など紹介

 第7回東北在宅医療推進フォーラム(全国在宅療養支援診療所連絡会など主催、岩手日日新聞社など後援)は12日、北上市川岸のホテルシティプラザ北上で開かれた。シンポジウムや講演を通じて、来場者が在宅医療の在り方や多職種連携、地域とのつながりなどについて考えた。

 在宅医療を学ぶ場として東北6県持ち回りで毎年開催。今回は「地域のつながりと在宅医療」をテーマに市内外から約100人が参加した。

 もりおか往診クリニック(盛岡市)の木村幸博院長が基調講演し、臨床宗教師で普門寺(宮城県栗原市)の髙橋悦堂副住職が特別講演。岩渕内科医院(大船渡市)の岩渕正之院長、ハロー薬局(釜石市)の町田和敏薬剤師、福島市訪問看護連絡協議会の渡部典美会長、せんだい医療・福祉多職種連携ネットワークささかまハンズ(仙台市)の須藤健司代表が、それぞれの立場から事例発表した。

 4人は在宅医療や多職種連携、地域との関わりなどを紹介。その上で「在宅医療の継続にはケアマネジャーの役割が重要だ」「在宅でのみとりを進めるには、介護現場でもみとりの技術を学ぶべきだ」「医療と福祉など他職種と連携していくには、専門性の向上が必要だ」と指摘した。

 シンポジウムでは、木村院長、髙橋副住職と事例発表者の合わせて6人が意見交換。「地域のつながりには専門職同士だけでなく、ほかの分野での交流がきっかけになる」「患者は医師よりも薬剤師に本音を打ち明けることが多く、それが治療のヒントにつながるケースがある」などの事例が報告された。

 最後にコーディネーターを務めたホームケアクリニックえん(北上市青柳町)の千葉恭一院長は「きょう(のフォーラム)を『自分には何ができるか』を考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。