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コラム 記者ワープロ

同じ目線で優しく声掛け 専北高 認知症のサポート学ぶ

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ロールプレイで認知症の人への対応を体験する専大北上高の生徒

ロールプレイで認知症の人への対応を体験する専大北上高の生徒

 専大北上高校(菊池秀雄校長、生徒796人)の生徒を対象とした初めての認知症サポーター養成講座が17日、北上市新穀町の同校で開かれた。就職を控える商業科3年生らが受講。認知症患者を手助けできるよう真剣に学んだ。

 家庭科の高齢者福祉をより専門的に学ぶとともに、将来の社会貢献も見据え実施。商業科と受講を希望した生徒97人が、専大北上福祉教育専門学校や市長寿介護課、地域包括支援センターいいとよから4人を講師に迎え講義を受けた。

 このうち同専門学校教員の佐藤きよ子さんは、認知症患者の主な症状や心理状態を説明。「優しくゆっくりと、笑顔でサポートするのが大切。本人が居心地の良い状態だと、安心して過ごしてくれる」などと対応のポイントを紹介した。

 生徒は帰り道が分からなくなった高齢者への対応をロールプレイで体験。事前のアンケートでイメージしていた自分が発症した状況や注意点を念頭に、お年寄り役を誘導していた。

 石川輝君(同科3年)は「認知症の家族がいる。これからは同じ目線の高さで優しく接していきたい」と参考になった様子だった。

 生徒には修了の証となるオレンジリングを交付。同校では今後、他学科でも同講座の実施を検討している。